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学科・専攻科教員紹介
- 一般教科
大沼 みお
英名 | Mio Ohnuma |
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学科 / 専攻科 | 一般教科 |
職位 | 准教授 |
学位 | 博士(農学) |
役職・委員 | 研究交流・地域連携センター長、2-2副担任 |
専門分野 | 生物学(細胞生物学、分子生物学) |
所属学会・協会 | 日本植物学会,日本植物形態学会,日本植物生理学会,日本分子生物学会,日本生化学会 |
主な研究テーマ |
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キーワード | #藻類#バイオ燃料#油脂生産#遺伝子発現#生ゴミ#堆肥#微生物#大崎上島#生物多様性#環境保全#希少植物#絶滅危惧植物#環境 |
社会活動等 | 小学生を対象とした夏休みの一日講座で,海洋環境のこと,エネルギーのことををお話ししています。昨年は,海底観察とプランクトンの採取と観察を行いました。 |
担当科目
研究紹介
藻類バイオ燃料生産の高率化
特徴
地球の温暖化抑制と,石油や石炭などの枯渇性資源代替の一つとして,バイオ燃料(エタノール,ディーゼル,ジェット,メタンなど)が利用されはじめています。しかし,バイオ燃料の普及のためには,未だコストが高いことが問題となっています。また,農産物を原料とするバイオ燃料では,耕作地の問題から食・飼料確保面で課題があります。本研究では,バイオ燃料の原料となる油脂の面積当りの生産効率が高く(陸上植物と比較して数十〜数百倍),耕作地が不要なため食・飼料との競合のない,微細藻類を用いて,安定的に油脂を高生産する系の開発を行っています。
生ゴミ堆肥化の効率化を目指した有用微生物の探索と利用
特徴
生ゴミは,一般家庭ゴミ全体の約4〜6割を占めます。生ゴミを各家庭でできるだけ処理できるようにする方法を検討しています。生ゴミ分解に有用な微生物を探索するため,大崎上島8地点から微生物を採取し,解析を行っています。
大崎上島の希少植物の調査と保護
特徴
大崎上島には海岸,山地,平野,汽水域,溜池,石灰岩地など多様な自然環境があり,全国的にも絶滅を危惧される保護が必要な植物が多種生息しています。これら稀少植物の調査と保護を行っています。また,植物体の形態的特徴だけでは絶滅危惧種かそうでないかを識別しにくい種について,DNAを用いた識別手法の開発を行っています。
業績
クラブ顧問
ソフトテニス部
家庭科同好会
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