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学科・専攻科教員紹介
- 一般教科
後藤田 和
英名 | Izumi Gotouda |
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学科 / 専攻科 | 一般教科 |
職位 | 助教 |
学位 | 博士(学術) 題目:被差別部落当事者による自己表現に関する研究 |
役職・委員 | 2-2担任 |
専門分野 | 日本近現代文学 部落問題文学 |
資格等 | 小学校教諭専修免許 中・高等学校教諭専修免許(国語) |
所属学会・協会 | 日本近代文学会 日本社会文学会 昭和文学会 広島大学国語教育学会 広島大学国語国文学会 |
主な研究テーマ |
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キーワード | #日本近現代文学#部落問題#部落解放運動#土方鉄#公共性 |
担当科目
研究紹介
①土方鉄の表現活動と部落解放運動との関わりに関する研究
特徴
運動家・評論家として部落問題に関する研究で焦点を当てられていた、土方鉄という人物の表現活動について明らかにしていきます。土方は運動内部で表現活動の重要性を説き、自らも俳句や小説、戯曲など創作活動に熱心に取り組んでいましたが、今日までその点は深く追究されてきていません。運動との葛藤を抱えていた彼に光を当てることで、これまでの部落問題研究を捉え返していきます。
成果
これまで研究対象とされてこなかった被差別部落当事者による多くの表現を発掘し、コンテキストとの関わりからその可能性に光を当てること。
②部落解放運動におけるジェンダーに関する研究 ―女性の表現に注目して―
特徴
従来の研究では社会学や歴史学の観点から分析が行われてきた落解放運動におけるジェンダーの問題を、「文学」の視座から問い直します。字を学ぶ、あるいは「書くこと」自体が困難だった女性たちの詩や小説などの表現に秘められた可能性を明らかにします。
成果
被差別部落当事者たちが自らを表現する場をどのように創出したのかという問題を、「公共性」という概念を手掛かりに捉えなおすこと。
③戦後日本の社会運動における「公共性」関する研究
特徴
アジア・太平洋戦争終戦後、日本では部落解放運動だけではなく、様々な社会運動が巻き起こったことを踏まえ、社会運動相互の関わり合いに目を向けることによって、「公共性」を問い直していきます。
成果
部落差別の固有の問題を掘り下げつつ、自己表現と「公共性」という視座からほかのマイノリティ差別の問題をも問い直す可能性を提起すること。
業績
クラブ顧問
サッカー部
平日:月・金15:00~ 火水木16:30~ グラウンドにて練習。顧問3名、部員総勢43名。
主な戦績
(令和4年度)
第14回 竹原サッカーフェスティバル 4位
尾三地区高等学校冬季サッカー大会 Bグループ 優勝
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