学校の目的
学校の目的
- 校 是
丁寧な教育、手厚い学生支援、きめ細かい進路指導 - 使 命
本校の使命は、教育基本法や学校教育法に基づき、本科においては「深く専門の学芸を教授し、職業に必要な能力を育成すること」を、専攻科においては「高等専門学校を卒業した者等に対し、精深な程度において、特別な事項を教授し、その研究を指導すること」を、それぞれの目的とし、専門的知識と技術及び豊かな人間性を有し社会に貢献できる実践的で創造的な技術者を育成することにある。
また、本校の教育研究活動の成果を教育サービスや共同研究等を通じて、地域社会の文化や産業の進展に寄与する。 - 教育理念
本校は、豊かな人間性と国際性及び、強い精神力と高い倫理意識を持ち、将来社会において活躍するための基礎となる知識と技術を身につけ、さらに生涯にわたって学ぶ力を備えた人材を育成する。 - 育成すべき人材像
<商船学科>
工学基礎教育、体験重視型の早期創造教育と人間教育により、基盤となる幅広い知識・技術とともに、特定の専門領域において基礎的知識・素養をしっかりと身につけた実践的・創造的技術者を育成する。
<電子制御工学科>
工学基礎教育、体験重視型の早期創造教育と人間教育により、基盤となる幅広い知識・技術とともに、特定の専門領域において基礎的知識・素養をしっかりと身につけた実践的・創造的技術者を育成する。
<流通情報工学科>
工学基礎教育、体験重視型の早期創造教育と人間教育により、基盤となる幅広い知識・技術とともに、特定の専門領域において基礎的知識・素養をしっかりと身につけた実践的・創造的技術者を育成する。
<専攻科>
本科における教育の基礎の上に立って、特定の専門領域における高度の知識・素養を使いこなすことによって理解の程度を深化させ、複合領域に対応できる幅広い視野を身につけ、高い課題設定・解決能力を備えた実践的・創造的技術者を育成する。
学習・教育目標
商船学科
(A) 豊かな心、生きる力および規範意識の育成(人間力と規範意識)
- 命の大切さと安心・安全に対する心を培うこと
- 優しさと思いやりに満ちた心を育成すること
- 強い精神力を持ち、生きる力を身につけること
- 社会人としての規範意識を養うこと
(B) 地域や国際社会に対応できる広い視野と素養の形成(広い視野と素養)
- 人文・社会に関わる広い視野を養い、国内外の多様な状況を理解できる知識を身につけること
- 地域や国際社会で活躍するためのコミュニケーション基礎力を身につけること
(C) 基礎科学や情報処理の知識・技術の習得(基礎科学と情報技術)
- 自然科学または社会活動に関わる基礎的な知識を習得し、自然または社会の現象を科学的に説明できること
- 情報処理に関わる基礎技術を習得し、データ処理やプレゼンテーションに活用できること
(D) 専門的知識・技術とその活用力の習得(知識・技術とその応用)
- 専門分野の知識・技術を習得し、それを実際に活用できること
- 専門分野の知識・技術を活用して、ものやシステムを造る、あるいは運用管理する基礎能力を習得すること
(E) 社会に貢献できる創造力と実践力の育成(実践と創造)
- 習得した知識・技術を基に、問題点とその原因を発見できる基礎的能力を身につけること
- 問題点の解決策を考え、それを計画して、実現する能力を身につけること
電子制御工学科
(A) 豊かな心、生きる力および規範意識の育成(人間力と規範意識)
- 命の大切さと安心・安全に対する心を培うこと
- 優しさと思いやりに満ちた心を育成すること
- 強い精神力を持ち、生きる力を身につけること
- 社会人としての規範意識を養うこと
(B) 地域や国際社会に対応できる広い視野と素養の形成(広い視野と素養)
- 人文・社会に関わる広い視野を養い、国内外の多様な状況を理解できる知識を身につけること
- 地域や国際社会で活躍するためのコミュニケーション基礎力を身につけること
(C) 基礎科学や情報処理の知識・技術の習得(基礎科学と情報技術)
- 自然科学または社会活動に関わる基礎的な知識を習得し、自然または社会の現象を科学的に説明できること
- 情報処理に関わる基礎技術を習得し、データ処理やプレゼンテーションに活用できること
(D) 専門的知識・技術とその活用力の習得(知識・技術とその応用)
- 専門分野の知識・技術を習得し、それを実際に活用できること
- 専門分野の知識・技術を活用して、ものやシステムを造る、あるいは運用管理する基礎能力を習得すること
(E) 社会に貢献できる創造力と実践力の育成(実践と創造)
- 習得した知識・技術を基に、問題点とその原因を発見できる基礎的能力を身につけること
- 問題点の解決策を考え、それを計画して、実現する能力を身につけること
流通情報工学科
(A) 豊かな心、生きる力および規範意識の育成(人間力と規範意識)
- 命の大切さと安心・安全に対する心を培うこと
- 優しさと思いやりに満ちた心を育成すること
- 強い精神力を持ち、生きる力を身につけること
- 社会人としての規範意識を養うこと
(B) 地域や国際社会に対応できる広い視野と素養の形成(広い視野と素養)
- 人文・社会に関わる広い視野を養い、国内外の多様な状況を理解できる知識を身につけること
- 地域や国際社会で活躍するためのコミュニケーション基礎力を身につけること
(C) 基礎科学や情報処理の知識・技術の習得(基礎科学と情報技術)
- 自然科学または社会活動に関わる基礎的な知識を習得し、自然または社会の現象を科学的に説明できること
- 情報処理に関わる基礎技術を習得し、データ処理やプレゼンテーションに活用できること
(D) 専門的知識・技術とその活用力の習得(知識・技術とその応用)
- 専門分野の知識・技術を習得し、それを実際に活用できること
- 専門分野の知識・技術を活用して、ものやシステムを造る、あるいは運用管理する基礎能力を習得すること
(E) 社会に貢献できる創造力と実践力の育成(実践と創造)
- 習得した知識・技術を基に、問題点とその原因を発見できる基礎的能力を身につけること
- 問題点の解決策を考え、それを計画して、実現する能力を身につけること
専攻科
(A) 豊かな人間性と社会的責任感の育成(人間性と社会貢献)
- 歴史や文化、経済などのさまざまな知識を修得し、自身の価値観だけでなく多様な視点や価値観から物事を考えることができること
- 周囲と協力して作業を進めるためのリーダーシップや協調性を身につけること
- 安全や文化、環境、倫理等の観点から社会と技術の関わり方を考慮し、技術者として責任ある判断力と行動力を身につけること
(B) 国際社会に対応したコミュニケーションスキルの養成(コミュニケーション能力)
- 日本語による適切な表現を用いて、論理的な記述や口頭発表、および討論ができること
- 外国語を用いて、技術的な内容についての文書作成や、口頭での意思伝達ができること
(C) 基礎科学と情報技術の修得とその活用(知識・技術とその活用)
- 数学や自然科学に関する知識から自然現象を科学的に理解するとともに、実践に際してそれらを活用できること
- 情報技術を活用して、必要な情報の検索や収集、データ分析をすることができること
(D) 専門的知識・技術の確立と発展的応用(専門性とその拡充)
- 航海学、舶用機関学、電子制御工学、流通情報工学のいずれかの専門分野に精通し、その分野の研究状況や技術動向を把握することができること
- 自身の専門とは異なる技術分野も学習し、既得の専門分野の技術と融合させ、新たなものづくりやシステム開発に活用できること
(E) 社会情勢の変化に対応した問題解決能力の育成(創造性と探求心)
- 社会や産業の状況を把握し、問題点とその原因を発見できる能力を身につけること
- 種々の知識と技術を活用し、問題の解決策を見つけて実行に移すとともに、その結果を検証する能力を身につけること
- 変化する社会に対応するため、新たな知識や技術、情報を自発的かつ継続的に獲得する能力を身につけること
ディプロマポリシー
本科共通
【卒業認定の基本方針】
広島商船高等専門学校は、豊かな人間性と国際性および、強い精神力と高い倫理意識を持ち、将来社会において活躍するための基礎となる知識と技術を身につけ、さらに生涯にわたって学ぶ力を備えた人材を育成することを理念としています。本校ではこの理念に基づいて、学習・教育目標に沿って設けた授業科目を履修し、以下の項目にあげる知識・能力を身につけ、修得した学生に準学士の称号を授与します。
【養成する人材像】
- (A) 豊かな心、生きる力および規範意識を身につけている
→人文・社会科学系科目 - (B) 地域や国際社会に対応できるコミュニケーション力を身につけている
→語学系科目 - (C) 専門分野で活用できる工学に関する基礎知識を身につけている
→自然科学系科目 - (D) 専門知識を修得し、実験・実習および演習・実技を通してその知識を応用できる
→専門教科 - (E) 課題を発見し、創造的に対応できる実践力を身につけている
→実習・演習系科目および卒業研究
準学士課程では、本科の学習・教育目標である「(A) 豊かな心、生きる力および規範意識の育成、(B) 地域や国際社会に対応できる広い視野と素養の形成、(C) 基礎科学や情報処理の知識・技術の習得、(D) 専門的知識・技術とその活用力の習得、(E) 社会に貢献できる創造力と実践力の育成」の各目標に対応した科目の履修により、商船学科については147単位以上(一般科目80単位以上、専門科目65単位以上)、電子制御工学科および流通情報工学科については167単位以上(一般科目80単位以上、専門科目87単位以上)を修得した学生に卒業を認定し、準学士と称することを認めます。
ここで、一般科目は(A)、(B)、(C)の科目、専門科目は(D)、(E)の科目が対応します。
上記単位の修得により、本科の教育目的「豊かな心、生きる力および規範意識の育成、地域や国際社会に対応できる広い視野と素養の形成、基礎科学や情報処理の知識・技術の習得、専門的知識・技術とその活用力の習得、社会に貢献できる創造力と実践力の育成」を実現します。
商船学科
- (A) 豊かな心、生きる力および規範意識を身につけている
- (B) 地域や国際社会に対応できるコミュニケーション力を身につけている
- (C) 海事関連分野で活用できる工学に関する基礎知識を身につけている
- (D) 船舶の運航や管理に関わる専門知識を修得し、実験・実習および演習・実技を通してその知識を国内外の海上輸送分野で応用・実践できる
- (E) 課題を発見し、創造的に対応できる実践力を身につけている
電子制御工学科
- (A) 豊かな心、生きる力および規範意識を身につけている
- (B) 地域や国際社会に対応できるコミュニケーション力を身につけている
- (C) 電子制御分野で活用できる工学に関する基礎知識を身につけている
- (D) 電子制御に関わる専門知識を修得し、実験・実習および演習・実技を通してその知識を電気電子、機械、計測・制御、情報分野で応用・実践できる
- (E) 課題を発見し、創造的に対応できる実践力を身につけている
流通情報工学科
- (A) 豊かな心、生きる力および規範意識を身につけている
- (B) 地域や国際社会に対応できるコミュニケーション力を身につけている
- (C) 流通ビジネスまたは情報通信分野で活用できる工学に関する基礎知識を身につけている
- (D) 流通ビジネスまたは情報通信に関わる専門知識を修得し、演習を通してその知識を情報社会や地域ビジネスで応用・実践できる
- (E) 課題を発見し、創造的に対応できる実践力を身につけている
専攻科共通
学習・教育目標に沿って設けた授業科目を履修し、以下の項目にあげる知識・能力を身につけ、専攻科に2年以上在学し、62単位以上を修得した学生に対して修了を認定します。
【養成する人材像】
- (A) 豊かな人間性と社会的責任感を身につけている
→人文・社会科学系科目 - (B) 国際社会に対応したコミュニケーションスキルを身につけている
→語学系科目 - (C) 専門分野で活用できる基礎科学と情報技術を身につけている
→自然科学系科目 - (D) 専門知識・技術を確立し、それを発展的に応用できる
→専門教科 - (E) 社会情勢の変化に対応した問題解決能力を身につけている
→実習・演習系科目および特別研究
専攻科課程では、専攻科の学修・教育目標である「(A) 豊かな人間性と社会的責任感の育成、(B) 国際社会に対応したコミュニケーションスキルの養成、(C) 基礎科学と情報技術の習得とその活用、(D) 専門的知識・技術の確立と発展的応用、(E) 社会情勢の変化に対応した問題解決能力の育成」の各目標に対応した科目の履修により、2年以上在学し、62単位以上を修得した学生に対して修了を認定します。
上記単位の修得により、専攻科の教育目的「(A) 豊かな人間性と社会的責任感の育成、(B) 国際社会に対応したコミュニケーションスキルの養成、(C) 基礎科学と情報技術の習得とその活用、(D) 専門的知識・技術の確立と発展的応用、(E) 社会情勢の変化に対応した問題解決能力の育成」を実現します。
海事システム工学専攻
海事システム工学専攻では、海事に関わる幅広い知識・技術を持ち、海上輸送に関わるシステムの技術開発やマネジメントができる人材育成を目的としています。本専攻ではこの目標に基づいて、以下の修了認定に必要な能力を身につけ、学士の取得を目指します。
- (A) 豊かな人間性と社会的責任感を身につけている
- (B) 国際社会に対応したコミュニケーションスキルを身につけている
- (C) 商船学分野で活用できる基礎科学と情報技術を身につけている
- (D) 商船学に関わる専門知識・技術を確立し、それを発展的に応用できる
- (E) 社会情勢の変化に対応した問題解決能力を身につけている
産業システム工学専攻
産業システム工学専攻(電気電子工学)では、電子制御に関わる高度な知識・技術を持ち、制御機器・システムの技術開発や管理ができる人材育成を目的としています。本専攻ではこの目標に基づいて、以下の修了認定に必要な能力を身につけ、学士の取得を目指します。
- (A) 豊かな人間性と社会的責任感を身につけている
- (B) 国際社会に対応したコミュニケーションスキルを身につけている
- (C) 電気電子工学分野で活用できる基礎科学と情報技術を身につけている
- (D) 電気電子工学に関わる専門知識・技術を確立し、それを発展的に応用できる
- (E) 社会情勢の変化に対応した問題解決能力を身につけている
【社会システム工学】
産業システム工学専攻(社会システム工学)は、経営や情報に関わる高度な知識・技術を持ち、流通や物流の技術開発やマネジメン卜ができる人材育成を目的としています。本専攻ではこの目標に基づいて、以下の修了認定に必要な能力を身につけ、学士の取得を目指します。
- (A) 豊かな人間性と社会的責任感を身につけている
- (B) 国際社会に対応したコミュニケーションスキルを身につけている
- (C) 社会システム工学分野で活用できる基礎科学と情報技術を身につけている
- (D) 社会システム工学に関わる専門知識・技術を確立し、それを発展的に応用できる
- (E) 社会情勢の変化に対応した問題解決能力を身につけている
カリキュラムポリシー
本科共通
- (A) 豊かな心、生きる力および規範意識を身につけるために、人文・社会科学系科目を設ける
- (B) 地域や国際社会に対応できるコミュニケーション力を身につけるために、語学系科目を設ける
- (C) 専門分野で活用できる工学に関する基礎知識を身につけるために、自然科学系科目を設ける
- (D) 専門知識を修得し、実験・実習および演習・実技を通してその知識を応用できる能力を修得するために、専門教科を設ける
- (E) 課題を発見し、創造的に対応できる実践力を身につけるために、実践的な科目を設ける
本科の学習・教育目標である「(A)豊かな心、生きる力および規範意識の育成、(B) 地域や国際社会に対応できる広い視野と素養の形成、(C) 基礎科学や情報処理の知識・技術の習得、(D) 専門的知識・技術とその活用力の習得、(E) 社会に貢献できる創造力と実践力の育成」を実現するため、低学年は一般科目を中心とし、学年進行に伴い徐々に専門科目の比重を増加し、高学年は専門科目中心となる楔形のカリキュラムとしています。
全ての授業は、カリキュラムポリシーに基づいて、講義、演習、実験・実習など多様な形態で実施し、その評価については、試験、発表、態度、ポートフォリオなどにより評価しています。単位認定基準および標語については以下に示す通りです。
優:100~80点、良:79~70点、可:69~60点、不可:59点以下
各科目の到達目標・授業方法・授業計画・評価方法をWebシラバスにより公開し、学修の成果は学則に定める成績評価基準により評価しています。
商船学科
- (1) 豊かな心・規範意識や人間力を養い、他者や社会の多様な状況を理解できる知識を身につけるための人文・社会科学系科目を設ける
- (2) 地域や国際社会で活躍するための理解力やコミュニケーション基礎力を身につけるための語学系科目を設ける
- (3) 海事関連分野で活用できる工学に関する基礎知識を身につけるために、自然科学系科目を設ける
- (4) 「Society 5.0」において活躍できる船舶の運航や管理に関わる知識と技術を身につけ、世界の海で活躍できる海事技術者を育成するために必要な科目として、航海コースでは、航海学、海上交通法、船舶の管理運用、物流管理、通信に関する科目を、機関コースでは、内燃・蒸気機関、伝熱、流体、材料、電気機械、情報処理、機関管理に関する科目を設置する
- (5) 航海実習や卒業研究に取り組み、上級船員に求められる課題題解決力や実践的チームワーク能力(シーマンシップ)を身につけられる科目を設置する
電子制御工学科
- (1) 豊かな心・規範意識や人間力を養い、他者や社会の多様な状況を理解できる知識を身につけるための人文・社会科学系科目を設ける
- (2) 地域や国際社会で活躍するための理解力やコミュニケーション基礎力を身につけるための語学系科目を設ける
- (3) 電子制御分野で活用できる工学に関する基礎知識を身につけるために、自然科学系科目を設ける
- (4) 「Society 5.0」において活躍できる実践的・創造的メカトロニクス技術者を育成するために必要な科目として、電気・電子、機械、計測・制御、情報に関する科目を設置する
- (5) 専門知識を実践的活用することができるように、また、課題解決案の立案能力の取得や自ら学習する能力の取得を目指し、実験実習や卒業研究などを開設する
流通情報工学科
- (1) 豊かな心・規範意識や人間力を養い、他者や社会の多様な状況を理解できる知識を身につけるための人文・社会科学系科目を設ける
- (2) 地域や国際社会で活躍するための理解力やコミュニケーション基礎力を身につけるための語学系科目を設ける
- (3) 流通ビジネスまたは情報通信分野で活用できる工学に関する基礎知識を身につけるために、自然科学系科目を設ける
- (4) 「Society 5.0」において活躍できる流通・経営分野の管理・運営に応えられる技術者または情報技術者を育成するために必要な科目として、流通・ビジネスコースでは流通・物流・経営系科目や管理工学的手法などに関する科目を、情報通信コースでは情報基本科目および統計学などの科目を開設する
- (5) 専門知識を実践的活用することができるように、また、課題解決案の立案能力の取得や自ら学習する能力の取得を目指し、流通情報工学演習など演習系の科目や卒業研究などを開設する
専攻科共通
- (1) 豊かな人間性と社会的責任感を身につけるために、人文・社会科学系科目を設ける
- (2) 国際社会に対応したコミュニケーションスキルを身につけるために、語学系科目を設ける
- (3) 専門分野で活用できる基礎科学と情報技術を身につけるために、自然科学系科目を設ける
- (4) 専門知識・技術を確立し、それを発展的に応用できる能力を修得するために、専門教科を設ける
- (5) 社会情勢の変化に対応した問題解決能力を身につけるために、実践的な科目を設ける
全ての授業は、カリキュラムポリシーに基づいて、講義、演習、実験・実習など多様な形態で実施し、その評価については、試験、発表、態度、ポートフォリオなどにより評価しています。単位認定基準および標語については以下に示す通りです。
優:100~80点、良:79~70点、可:69~60点、不可:59点以下
各科目の到達目標・授業方法・授業計画・評価方法をWebシラバスにより公開し、学修の成果は学則に定める成績評価基準により評価しています。
海事システム工学専攻
- (1) 豊かな人間性と社会的責任感を身につけるために、人文・社会科学系科目を設ける
- (2) 国際社会に対応したコミュニケーションスキルを身につけるために、語学系科目を設ける
- (3) 海事関連分野で活用できる基礎科学と情報技術を身につけるために、自然科学系科目を設ける
- (4) 海事関連分野における専門知識・技術を確立し、それを発展的に応用できる能力を修得するために、海上輸送、港湾、法規などの船舶運航分野または熱機関、電気機械、設計などの船舶機関分野に加え、安全、環境、社会工学分野の知識・技術を修得し、海上輸送に関わる新技術の開発やマネジメント能力を身につけるための科目を設ける
- (5) 変化する社会や産業の状況を把握して課題を発見し、その解決策を計画して実行するとともに、その結果を検証する能力を身につける科目を設ける
産業システム工学専攻
広島商船高等専門学校のカリキュラムポリシーに基づき、産業システム工学専攻(電気電子工学)ではディプロマポリシーに掲げる5つの能力を学修するため、一般教科や専門教科、特別研究などがバランスよく配置されるように編成しています。ディプロマポリシーの(A)(B)(C)は一般教科を広く学べるよう人文・社会科学系科目や自然科学系科目を配置しています。(D)は準学士課程で修得した電気・電子系分野、機械系分野、材料系分野、情報系分野の専門基礎科目をベースに、さらに高度な専門知識を習得する科目やその専門知識を応用する科目を配置しています。(E)は問題発見・解決力育成を目指した課題解決型教育を行う科目を配置しています。
- (1) 豊かな人間性と社会的責任感を身につけるために、人文・社会科学系科目を設ける
- (2) 国際社会に対応したコミュニケーションスキルを身につけるために、語学系科目を設ける
- (3) 電気・電子系分野、機械系分野、材料系分野、情報系分野で活用できる基礎科学と情報技術を身につけるために、自然科学系科目を設ける
- (4) 電気・電子、機械、計測、制御、情報などの電子制御分野に加え、安全、環境、社会工学分野の知識・技術を修得し、制御機器・システム開発や運用の能力を身につけるための科目を設ける
- (5) 変化する社会や産業の状況を把握して課題を発見し、その解決策を計画して実行するとともに、その結果を検証する能力を身につける科目を設ける
【社会システム工学】
広島商船高等専門学校のカリキュラムポリシーに基づき、産業システム工学専攻(社会システム工学)ではディプロマポリシーに掲げる5つの能力を学修するため、一般教科や専門教科、特別研究などがバランスよく配置されるように編成しています。ディプロマポリシーの(A)(B)(C)は一般教科を広く学べるよう人文・社会科学系科目や自然科学系科目を配置しています。(D)は準学士課程で修得した流通ビジネスまたは情報通信分野の専門基礎科目をベースに、さらに高度な専門知識を習得する科目やその専門知識を応用する科目を配置しています。(E)は問題発見・解決力育成を目指した課題解決型教育を行う科目を配置しています
- (1) 豊かな人間性と社会的責任感を身につけるために、人文・社会科学系科目を設ける
- (2) 国際社会に対応したコミュニケーションスキルを身につけるために、語学系科目を設ける
- (3) 流通ビジネスまたは情報通信分野で活用できる基礎科学と情報技術を身につけるために、自然科学系科目を設ける
- (4) 物流、輸送・交通工学、マーケティング、コストマネジメントなど流通・社会工学分野に加え、安全、環境に関わる知識・技術を修得し、流通・社会システムの開発やマネジメント能力を身につけるための科目を設ける
- (5) 変化する社会や産業の状況を把握して課題を発見し、その解決策を計画して実行するとともに、その結果を検証する能力を身につける科目を設ける
アドミッションポリシー
本科共通
広島商船高等専門学校では、次のような人を待っています。
- (1) 学校で学習した基礎学力が身についている人
- (2) 学校の行事、生徒会や部活動に努力した人
- (3) 自ら考え、工夫し行動できる人
- (4) 将来、社会で活躍したいという夢のある人
求める学生像の4項目について、(1)は学力の3要素の①知識・技能、(2)(3)は②主体性をもって多様な人々と協働して学ぶ態度、(4)は③思考力・判断力・表現力に対応しています。
【入学者受け入れの基本方針】
本校では、「専門的知識と技術および豊かな人間力を有し、社会に貢献できる実践的で創造的な技術者」の育成を目的とし、「求める学生像」に沿って、その能力と適性を有する人材を選抜するため、以下の方法で選抜を行います。
〇推薦による選抜(全学科共通)
出身学校長が責任を持って推薦した学生で、本校の教育を受けるのに必要な素養と基礎的学力を有した学生を選抜するため、推薦書および調査書を評価するとともに、志願動機、意欲、適性などに関して面接を行い、その結果を総合的に評価します。
〇学力検査による選抜(全学科共通)
本校の教育を受けるのに必要な素養と基礎学力を有した学生を選抜するため、調査書を評価するとともに学力検査(理科、英語、数学、国語および社会の5教科)を行い、その結果を総合的に判断します。なお、学力検査はマークシート方式になります。
〇帰国生徒特別選抜(全学科共通)
豊かな国際性を備え、本校の教育を受けるのに必要な素養を有した学生を選抜するため、志願動機、意欲、適性などに関して、提出書類の評価と学力検査(理科、英語および数学の3教科)、作文(日本語)および面接を実施し、その結果を総合的に評価します。なお、学力検査はマークシート方式、作文は与えられたテーマについて600字程度になります。
〇編入学試験(電子制御工学科および流通情報工学科)
編入学者の選抜は、「推薦による選抜」と「学力検査による選抜」の二つで行います。
- 推薦による選抜は、在学する高等学校長から提出された推薦書および調査書並びに本校で実施する口頭試問および面接の結果を総合して行います。
- 学力検査による選抜は、提出された調査書並びに本校で実施する学力検査の成績および面接の結果を総合して行います。なお、学力検査科目は次に示す通りです。
・電子制御工学科
英語、数学、専門科目(数学・物理または電気基礎のどちらかを選択)
・流通情報工学科
英語、数学、小論文(流通または情報若しくは流通情報に関わるテーマを提示する)
専攻科共通
広島商船高等専門学校では、次のような人を待っています。
- (1) 自らの専門分野の知識・技術の基礎学力を備えている人
- (2) これまでに修得した専門分野以外の幅広い産業分野への興味を持っている人
- (3) コミュニケーション能力を身につけ、地域や国際社会で活躍できる専門的職業人を目指す人
- (4) 科学技術に対する強い探求心を持ち、積極的に開発・研究に取り組みたい人
求める学生像の4項目について、(1)は学力の3要素の①知識・技能、(2)(4)は②思考力・判断力・表現力、(3)は③主体性をもって多様な人々と協働して学ぶ態度に対応しています。
【入学者受け入れの基本方針】
本校では、「専門的知識と技術および豊かな人間力を有し、社会に貢献できる実践的で創造的な技術者」の育成を目的とし、「求める学生像」に沿って、その能力と適性を有する人材を選抜するため、以下の方法で選抜を行います。
〇推薦による選抜
出身学校長が責任を持って推薦した学生で、本校の教育を受けるのに必要な素養と基礎的学力を有した学生を選抜するため、推薦書および調査書を評価するとともに、志願動機、意欲、適性などに関して面接を行い、その結果を総合的に評価します。
〇学力検査による選抜
本校の教育を受けるのに必要な素養と基礎学力を有した学生を選抜するため、調査書を評価するとともに学力検査(英語、数学、専門教科)を行い、その結果を総合的に判断します。なお、学力検査科目は次に示す通りです。
・海事システム工学専攻航海学系
英語、数学、専門科目(航海学・運用学・海上交通法のうち2科目を選択)
・海事システム工学専攻機関学系
英語、数学、専門科目(原動機工学・電気電子工学・機械工学のうち2科目を選択)
・産業システム工学専攻電気電子工学系
英語、数学、専門教科(電気磁気学・電気回路・電子回路・情報処理のうち2科目を選択)
・産業システム工学専攻社会システム工学系
英語、数学、小論文、専門教科(物流論・情報処理・応用数理・経済経営のどれかを選択)
〇社会人特別選抜
本校の教育を受けるのに必要な素養と基礎学力を有した学生を選抜するため、志望理由書、調査書を評価するとともに、志望動機、意欲、適性などに関して面接を行い、その結果を総合的に評価します。