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山下 泰史

教員紹介

氏名 / 英名 山下 泰史 / Taiji Yamashita
学科 電子制御工学科
職位 講師
学位 / 英名 博士(学校教育学)
専門分野 / 英名 表面物性工学
役職・委員 学生主事補
担当教科 電気数学Ⅰ(4年) プレゼンテーション(4年) 電気回路(3年)
資格等
所属学会・協会
TEL・E-mail (代表)0846-67-3128

主な担当科目と概要

電気回路(3年)

直流ならびに交流回路の解析に関する基礎的な専門的知識・技術の習得とその応用について理解を深め,習得した知識や技術を用いた電気回路の設計に関する基礎的能力を身に付ける.

電気数学Ⅰ(4年)

本科目では,微分・積分の基礎問題,各内容(多項式による近似,2変数関数の偏微分,2変数関数の重積分)について,講義及び演習を通して学ぶ.これらは電気系の基礎となる重要な内容であり,電気に携わる研究者や技術者として基礎的な知識を修得することができる.

プレゼンテーション(4年) 

インターンシップや就職活動において自己表現能力が必須である.また,適切に表現するためにはビジネスメールや履歴書,自己PR,発表などの基礎技術を修得する必要であるため,それらの手法やスキルを身に付ける.

研究紹介

研究テーマ

  • SEM(走査型電子顕微鏡)観察のための生物試料の簡便な前処理

キーワード

  • SEM
  • 前処理
  • 生物試料
  • イオン液体
  • ナノスーツ

研究内容

研究概要

走査型電子顕微鏡(SEM)は,技術や医学・生物学分野や微細加工等の研究において欠くことのできない機器として広く普及している.また中学校における理科,技術や高等学校の生物における教材でプランクトンや考古木材等の細胞のSEM画像が見られるなど,教育の分野においても活用されている.

生物試料をSEMで観察する際には,真空中で破壊や変形が生じないように前処理をする.しかし,この前処理には特別な装置や薬品が必要となり,大変,時間や手間を要する.一方で最近,新しい前処理方法としてナノスーツやイオン液体を試料に塗布することにより,生物試料のSEM観察が容易になることが報告されている.特に木材について,イオン液体はバイオマスの糖化を助長するため,イオン液体を用いた処理が木材の微細構造の破壊や変形を引き起こすことが懸念されていた.

本研究の結果,これらの生物試料に対してイオン液体を用いた前処理方法が適用可能であることを示した.また木材においてはバイオマス利用よりも,1)イオン液体の濃度が低い,2)温度が室温程度で低い,3)処理時間が短いという理由により,微細構造の破壊や変形が見られなかったことを明らかにした.今後,考古木材および関連する科学において大きな需要が期待されており,この方法により広い科学的応用を目指している.

研究業績

学術論文 (査読有り)

学術論文(紀要・報告書)

    クラブ顧問

    硬式野球部

    広島商船の野球部は,高等学校野球連盟(以下,高野連)チームと高等専門学校(以下,高専)チームの二つの部門に分かれています.高野連チームは,伝統的な高校野球の枠組みの中で活動し,甲子園出場を目指す活動を行っています.部員の多くが寮生であり,長期の休業期間中は自宅から通学することが困難であるため,春休みや夏休みを活用して合宿を行い,練習に集中しています.