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内山 憲子

教員紹介

氏名 / 英名 内山 憲子 / Noriko Uchiyama
学科 流通情報工学科
職位 教授
学位 修士(経営学)
役職・委員 流通情報工学科3年生 担任
専門分野 経営学(経営情報・顧客満足・消費者行動) 教育社会学(人間力教育)
担当教科 流通と情報(2年),社会人基礎力演習(3年),マーチャンダイジング(4年),経営学概論(4年),マーケティング論(5年),情報サービス技術概論(専攻科1年),
流通演習(2年),流通情報工学演習(4年),卒業研究(5年),特別研究(専攻科)
資格等 第二種情報処理技術者 ,秘書検定2級 ,日本語ワープロ検定1級 ,情報処理技能検定(表計算)初段 ,プレゼンテーション検定1級
所属学会・協会 経営学会 日本海洋人間学会 島嶼学会
TEL・E-mail (代表)0846-65-3101

担当科目と概要

流通と情報(2年)

  1. 消費生活が向上し現時点での消費形態の変化を説明できる。
  2. 生産と消費の分離から商品が誕生し、その商品の特性や売買の仕組み、多様化を通してこれまでの商品開発を説明できる。
  3. 流通の仕組みやサプライチェーン、消費者対応の流通のあり方について理解し、物流・金融・保険の役割も簡単に説明できる。
  4. 流通における情報と通信の役割を理解し、基礎的な流通情報システムの構築やICT社会を説明できる。
  5. 経済の発展と新しいサービス産業と関連付けて、一般的なベンチャービジネス時代の商品研究について説明できる。

マーチャンダイジング(4年)

  1. 小売業の基本的役割が理解できる。
  2. マーチャンダイジングの基本的役割が理解できる。
  3. ストアオペレーションの基本的役割が理解できる。
  4. マーケティングの基本的役割が理解できる。  
  5. 販売・経営管理の基本的役割が理解できる。

社会人基礎力演習(3年)

  1. 前に踏み出す力として「主体性」「働きかけ力」「実行力」を得て
    、実行して示すことができる。
  2. 考え抜く力として「課題発見力」「計画力」「創造力」を得て、実行して示すことができる。
  3. チームで働く力として「発信力」「傾聴力」「柔軟性」「情況把握
    力」「規律性」「ストレスコントロール力」を得て、実行して示すことができる。

経営学概論(4年)

  1. 企業の仕組みについて理解し、企業活動の本質的な行動原理を示す
    ことができる。
  2. 行動原理を理解したことで、より適切に企業活動を管理できるようになったことを示すことができる。
  3. 経営学全般の基礎を理解し、新しい考え方を持つことで、個人のあ
    り方や企業のあり方を身につけることができる。

マーケティング論(5年)

  1. マーケティングの必要性、顧客との関係性などについて概念を整理
    し、示す事が出来る。
  2. 消費者行動について製品やサービスの購買意思決定過程や影響を与
    える要因を示すことができる。
  3. 市場調査の意義と手順を理解し、示すことができる。
  4. STPについて理解し、製品やサービスのイメージを整理し、示す事
    ができる。
  5. 製品政策・価格政策・チャネル政策・プロモーション政策について
    理解し、示す事ができる。

情報サービス技術概論(専攻科1年)

  1. 今まで学習したインターネットに関する基礎的な知識と技術を、より深化させた内容の習得と情報発信の技術としてのインターネットの活用を学ぶ。
  2. 近年の社会生活や商取引などに関係する経済的状況や情報技術の変化を学ぶ。
  3. 情報技術を基盤としたサービスシステムについての概要と基本的な仕組みをWebページ作成を通して理解させ、基礎科学と情報技術の習得を目指す。
  4. 会社組織での情報開示、顧客開拓や集客に繋ぐことができるWebサイト作りができる応用力の習得を目指す。

特別研究(専攻科)

  1. 海事システム工学に関する高度な研究において、研究活動全体を理解して研究活動に主体的に参加できる。
  2. 研究テーマを選択し、研究対象への論理的・実験的アプローチ手法、解析・評価法など一連の研究活動を遂行する。
  3. 研究活動を通じて、課題を発見してその解決策を計画して実行に移すとともに、その結果を検証する能力を身につけることを目標とする。

研究紹介

主な研究テーマ

海技従事者のストレス分析

キーワード

  • 心理的ストレス
  • 操船時の心拍実験
  • 海難事故
  • 船員教育

研究内容

概要

強いストレスが継続されると、ネガティブ思考になり、うつ病または内臓疾患になるといわれている。厚生省では、2015年12月1日から「ストレスチェックの義務化」を施行した。ストレスは強化されるとうつ病を発病して労働人口減(2012年6628万人が、2030年6180万人に、6.8%減)の懸念から従業員50人以上の全ての会社に義務付けられる。
ストレスは本人に症状の認識がない場合があり、異変に気づきにくいものもある。小論では、ストレスをデータとして捉え、耐ストレス感情を持つために本人に示唆を与えて、生活の中で可能な限りストレスとの良好な付き合い方を提案するための端緒である。

成果

本研究では対象を船員に絞り、業務から受けるストレスの意識調査、及び心拍実験・ストレス指標分析により実験・分析して、被実験者が受ける場面とその場合のストレス度を比較検討した。その結果、船員が危険であると想定される海域は峡水道、港であり、状況としては輻輳する状況、峡視界時に高いストレスを示すことが確認されたので報告する。船員は突発的に発生する衝突・事故の不安があるときにストレス度が高くなる傾向があることを実験として把握した。

業績

論文(査読有)

  • 「情報化社会における情報教育の在り方について」 2012年3月 論文集「高専教育」第35号
  • 「グローバル化時代における人間力育成」  2013年3月 論文集「高専教育」第36号
  • 「高専における戦略的な広報活動の取組み」 2014年3月 論文集「高専教育」第37号
  • 「新カリキュラムとしての道徳教育の評価 ―広島商船高専での人間力育成教育―」 2014年3月 論文集「高専教育」第37号

著書

「エクセルで学ぶ数学と物理」 共著 2014年9月 海文堂出版

学内紀要

  • 「広報活動の分析と改善」 2013年3月 「広島商船高等専門学校紀要」 第35号
  • 「新入学生の中学校内申点と入学後の成績の分析─ 懲戒処分・生活態度・授業態度の指導歴からの視点を用いて ─」  2014年3月 「広島商船高等専門学校紀要」 第36号
  • 「人間力教育充実のための徳育教育への取り組み」 2014年3月 「広島商船高等専門学校紀要」 第36号
  • 「地域特性がもたらす規範意識の醸成に関する一考察―地域基盤・経済性・教育環境の因子についてー」  2015年3月 「広島商船高等専門学校紀要」 第37号
  • 「基礎実習における情報処理検定の実証効果」 2016年3月 「広島商船高等専門学校紀要」 第38号
  • 「海技従事者のストレス分析」 2017年3月 「広島商船高等専門学校紀要」 第39号
  • 「操船シミュレーターを用いた心理的ストレス分析」2018年年3月 「広島商船高等専門学校紀要」 第40号
  • 「初期の就職活動におけるインターンシップの意義と効果」2019年3月 「広島商船高等専門学校紀要」 第41
  • 「商船学科における人間力育成教育授業のあり方-2017年から2019年のアンケート結果での一考察」2020年3月 「広島商船高等専門学校紀要」 第42号

  • 「自動運航船の実用化に向けた取り組みに対する一考察」2023年3月 「広島商船高等専門学校紀要」 第45号

学会発表等

  • 2012年8月 全国高専フォーラム 「グローバル化時代における人間力育成について」
  • 2013年8月 全国高専フォーラム 「人間力育成教育としての道徳教育の評価」
  • 2013年11月 中国地区高専教員研究集会 「新カリキュラムとしての道徳教育の評価 ―広島商船高専での人間力育成教育―」
  • 2014年8月 全国高専フォーラム 「地域特性がもたらす規範意識の醸成に関する一考察―地域基盤・経済性・教育環境の因子についてー」
  • 2016年6月 島嶼学会全国大会  「海事従事者のストレス分析」

クラブ顧問

漕艇部