大内 一弘
教員紹介
氏名 / 英名 | 大内 一弘 / Kazuhiro Ouchi |
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学科 | 商船学科 / 広島丸 |
職位 | 機関長 |
学位 | 準学士 |
役職・委員 | 学生主事補 |
専門分野 | 船舶工学(機関) |
担当教科 | 機関管理(商船5年機関コース)機関管理(商船4年機関コース)商船概論Ⅱ(商船5年) |
資格等 | 三級海技士(機関) |
所属学会・協会 | |
TEL・E-mail | (代表)0846-65-3101 |
担当科目と概要
機関管理(商船5年機関コース)
- 燃料油及び潤滑油の種類と性質を理解する。
- 金属材料の性質と材料試験から得られる特性を理解する。
- 機関管理(執務一般)を理解する。
機関管理(商船4年機関コース)
- 執務一般を中心に機関士としての基礎知識を習得する。
- 船舶機関士に必要な機関管理の方法を習得する。
商船概論Ⅱ(商船5年)
- 船舶における舶用機関の概要及び基礎的な知識・技術を習得する。
- 船舶における機関部作業の実態を把握する。
- 航海士が担当・運用する舶用機関及び機器の知識・技術を習得する。
研究紹介
主な研究テーマ
錨泊船舶の発電機を利用した陸上への給電システムの開発
キーワード
- ライフライン
- 防災
技術相談分野
舶用機関管理
利用可能な設備・資料等
練習船広島丸
研究内容
概要
東日本大震災の際に、停電の深夜、海を見ると沖の方に灯りがともっていた。津波を逃れて沖に出た船、約50隻以上が暗闇の中、明るい光を放っていたと言われる。陸上側から停泊している船舶に給電を行うことは通常広く行われている。本研究は、これと反対に災害時、岸壁が使用できない状況において錨泊している船舶から公共施設、病院,避難所に電力インフラ確保のため電気自動車の急速充電により電力搬送を行い大規模災害時の電力搬送技術を開発する。
特徴
船舶と同様の物流・交通手段である電車の場合、運行にインフラ設備が必要となる。また、トラック・バス等には生活設備を装備していない。これらに対し船舶は移動の際、外部の支援を受けずに運航が可能な自己完結能力があり、総トン数1000トン程度の船舶では1000kw、一般家庭の使用電力で約500戸分の電力に相当、総トン数500トン程度の船舶でも400kw、約200戸分の自家発電設備を有している。大規模災害時の初期段階の生活支援のための電力利用に有効であると考えられ、本研究の特徴の一つである。
成果
電力容量は少ないが、平成26年9月に停泊状態の練習船より陸上施設への給電実験も実施している。
業績
論文(査読無し)
学会発表
学内紀要
大内一弘,門田升夫,茶園敏文,清田耕司,武山哲,河村義顕,薮上敦弘,水井真治,小林豪,辰巳公朗,濱田朋起,徳田太郎,村岡秀和,岸拓真:錨泊船舶の発電機を利用した陸上への給電システムの開発,広島商船高等専門学校紀要,2015.03
社会活動等
社会活動
日本島嶼学会
クラブ顧問
テニス部
毎日グラウンドテニスコートにて練習.部員総勢34名.
弓削戦,中国地方高専大会,その他県内テニス協会主催の大会などに出場.