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新着情報

日本初の実運航船を使った「船舶へのサイバー攻撃防御演習」を含む海事サイバーセキュリティセミナーを開催

 近年、海上安全の一層の向上、船内の労働環境改善、産業競争力や生産性の向上等の観点から、船舶の自動運航技術の実用化への期待が高まっており、IoT技術の進歩や通信環境の改善により、自動運航等をはじめとしたデジタル技術を活用した取り組みが具体化しつつあります。一方で、自動運航等の進展に伴い、サイバー攻撃などのリスクを想定したサイバーセキュリティ対策が重要となっており、国際的なルール作りも進んでいます。
 こうした中、高専発!「Society 5.0型未来技術人財」育成事業(以下「本事業」という。)の一環として、全国の国立高等専門学校と全国200以上の会員を持つ一般社団法人日本舶用工業会(東京都港区 会長:木下 茂樹 以下「日本舶用工業会」という。)、情報セキュリティ分野のパイオニア企業である株式会社ラック(東京都千代田区 代表取締役社長:西本逸郎 以下「ラック」という。)と協働し、日本で初めての実運航時の「船舶へのサイバー攻撃防御演習」を含む海事サイバーセキュリティセミナーを、2023年7月1日、2日に実施いたします。
 海事サイバーセキュリティセミナーに北海道から九州まで、情報技術を専攻する学生26名、商船学科(船員の養成を行っている学科)の学生5名が参加予定です。
主催・協力校として、独立行政法人国立高等専門学校機構広島商船高等専門学校(広島県豊田郡大崎上島町 校長:河口信義 以下「広島商船高専」という。)・高知工業高等専門学校(高知県南国市 校長:江口忠臣 以下「高知高専」という。)・木更津工業高等専門学校(千葉県木更津市 校長:山﨑誠 以下「木更津高専」という。)・仙台高等専門学校(宮城県仙台市 校長:澤田惠介 以下「仙台高専」という。)・石川工業高等専門学校(石川県河北郡津幡町 校長:嶋倉 剛 以下「石川高専」という。)が実施します。

1.場所
   広島商船高等専門学校及び練習船広島丸
  (広島県豊田郡大崎上島町東野4272-1

2.内容

画像1.png           ※実施内容については、今後変更の可能性があることをご承知おき願います。
           ※解散時間は船の運航状況によって変更する可能性があります。

 このセミナーは、広島商船高専、仙台高専(IoT分野拠点校)と高知高専、木更津高専(サイバーセキュリティ分野拠点校)が、令和2年度から開始した本事業のIoT分野×サイバーセキュリティ分野(コラボレーション)の取組の1つです。
 広島商船高専、高知高専、木更津高専では、日本舶用工業会・ラック協力のもと、「海洋に関連するサイバーセキュリティに関わる人材育成」のための様々な取り組みを継続的に実施しています。

(参考)
高専発!「Society 5.0 型未来技術人財」育成事業
COMPASS 5.0(次世代基盤技術教育のカリキュラム化)
     https://www.kosen-k.go.jp/about/profile/gear5.0-compass5.0.html

問い合わせ先:広島商船高等専門学校 学生課教務係
       電話番号 0846-67-3022

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