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9月5日(木)日本高専学会で流通情報工学科の学生2名が研究発表を行いました

9月4日(水)~9月6日(金)の3日間,函館工業高等専門学校にて,日本高専学会 第30回年会講演会が行われました。
今回の高専学会のテーマは「地域と世界をつなぐ高専」であり,9月5日(木)に本校の中村学生と花岡学生の2名が以下のタイトルで現地発表しました。

花岡 彩(小川研究室,流通情報工学科5年): コンテナ船の運河通航回避による空コンテナ回送問題に関する基礎研究
中村洸太(金子研究室,流通情報工学科5年): 法律文書のデジタル化に関する諸問題について

小川研究室は,今年度初めて高専学会において学生が研究発表を行い,今後も他の学会・研究科等で積極的に発表の機会を設けていきます。
金子研究室は2年ぶり3回目の参加です。花岡学生は,ガザ地区で起きている戦争によりスエズ運河のコンテナ船の通航が回避されていることを背景に,空コンテナの回送と保管について分析を行いました。数理モデルを構築し,様々な貿易シナリオにおいてシミュレーションを行い,戦争の影響が海上輸送コンテナへどのように影響しているか発表しました。中村学生は,法律文書のうち遺言書を取り上げ,今後導入が検討されているいわゆるデジタル遺言書(デジタル技術・機器を用いて作成する遺言書)の法的な課題について分析し,既存の遺言制度も維持しつつ,デジタル遺言書を併用することの可能性について発表しました。
今年は,上記2人の学生が函館高等専門学校に伺い,緊張しながらも,前期・夏休み中にしっかりと準備した内容を発表していました。
今後とも,学生が真摯に学問に向き合える魅力的な学校づくりを考え,学外で研究発表をできる機会を設けられるよう,努力していく所存です。

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